『 Time 』作成手記
昔の記憶が蘇ってきたり、今が「忘れられない時間」になるのだろうな、という予感を覚える時。
その時に鼻先をかすめるように花の香りがするとしたら。。
そんな「花のような曲」を作りたいなと思い、できた作品です。
街を歩き、人の息吹を感じ、汗をかいたり、疲労し痛みを覚えながらもまた明日を生きる。
自分を含め、人々の過ごす「人間的な時間」を今は、とても大切なリアリティのあるもの、かけがいのないものと感じています。音楽を作ることだけが人生ではない。でもその音楽で自分の感じていることを伝えられたら。。
「美しいものに癒されながら床につき、明日を迎えたい」という気持ちが、この曲を作らせたのだろうと思っています。