独り納め会
年度の終わりには、一人で「お疲れさん!」という意味でお気に入りの蕎麦屋で「カツ丼」を食すことを何年も続けている。
いろいろな苦労や頑張ったことなどを思い出しながら静かに池の鯉を眺め、ゆっくりと、だが「うまうま」とカツ丼を食べる時、平和を感じる。
もう日常的にお会いできなくなる方々や、建て替えに入る「思い出深い仕事場」。
月日の過ぎる速さを思い、自分もあと何回ここで納めの日を過ごすことができるだろうか、と感傷的な気分にもなった。
春にふさわしい曲を作りたくなった。もっともっと明るく爽やかな曲だ。
疲れが取れる、ほっとする、、だが感情も「グッ」と持ち上がる。そんな曲を作ろうと立ち上げた「珈琲灯屋」。
まだまだ稚拙だが、もう一息頑張ろう。そう思って最後に味噌汁を飲み干した。
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