『夜半の月 ( よわの月 )』に寄せて
狛江add9thのマスターが仕事帰りに撮った「夜半の月」の写真と萩原朔太郎の詩をfacebookにアップしているのを見て読んで、「自分もこの気分を知っている。。」と思っていました。
夜中(夜半)に仕事を終え、一人帰るときの気分。「孤独」と「到着地のわからない道を歩いている気分」。
人には言わない言葉を心の中で呟き、月を見る。
そんな情景が浮かんできて、この曲を作ることにしたのです。
長年続けてきた演奏帰りに「一人夜中の道を歩く」こと。その時に吸った冬の空気。
その記憶が自分の感覚の奥深いところに置かれているのを知って、少し驚いています。
このコロナの時期が自分のその感覚を掘り起こしているのか。。と、今あらためて実感しているところです。

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