Phillip Strange Trio 無事終了!

6月16日(金)のPhillip Strange Trio おかげさまで無事終了いたしました!とても得ることの多い時間で、音楽の楽しみの「深さ」、Phillip Strangeさんの「心の広さ、深さ」を知ることができました。そして佐藤忍さんのプレイも素晴らしく、「知ることの意味」「音楽」について味わい、感激しながら演奏していたこの日を僕は一生忘れないでしょう! Phillip Strangeさん、佐藤忍さん、どうもありがとうございました!

Robert Glasperを地平に置く

Robert Glasperの気づきは音楽だけの問題ではない。 「繰り返すということ」の心性、つまり心地良いところに居続けたいという欲求。 その「逃れ難い欲求」のツボをを探り当て、そこを押す音楽を彼は会得した。 「ループ」の罠は心地良さのなかに人を取り込むことだ。 手触りや過ごしてきた時間の思い出が、ふっと蘇ってくるという感覚ではなく、 神経に直接働きかける「針」の効用にも近い。あまりに身体的で逃れようがないのだ。 Robert Glasperはこの効果をよく知っていて、魔術の切り上げの勘所も卓越している。 インターネットラジオでよくかかるPaul Hardcassle などもこの効果をよく知っている ようだ。 「始まりは何かが終わったことを意味する」ということの理解は「気づきと心構え」を持って次のスタンスをとることに繋がり、「終わることを受け入れる」気持ちをもたらすが、「心地良いところに居続けたいという欲求」をみたす「ループ」状のものはこのスタンスを阻害する。 聴くものに「心地良さ」の熱狂をもたらすRobert Glasperは、一度地平に置き、「こういう術師もいる」という心構えで彼のことをみていこうと思う。

伝承

Orrin Evans 「The Evolution Of Oneself」を聴いている。 マッコイやハンコックに影響を受けたピアニスト、と書くとそのサウンドやボイシングの想像がつくだろうが、特筆すべきはグローバーワシントンJrの曲を取り上げ、ラップも取り入れている点。 現在41歳のこのピアニストは、私がニューヨークに行った1992年では16歳。 まだバスケットボールにうつつをぬかす高校生だったはずだ。トミーフラナガンが元気でルイスナッシュが売れっ子だったこのころ、少年のOrrin Evansはどんな音楽を聴いていたのだろうか。 おそらくはラップ、Hip Hopだったはずだ。 ロイハーグローブはメインストリームのTpとしてデビューしたのち、ヒップホップを取り入れ自分のアイデンティティを表明してJazzファンを驚かせたが、現在のミュージシャンはこのようなカミングアウトの方法はとらない。 最初から自分のなかにあるラップ、Hip Hopのサウンド、リズムを軽々とJazzと織り交ぜ、演奏するのだ。 歴史的な変換期をリアルに生きる青年達は、歴史の中で自分の人生を捉えない。そのとき流れている音楽が、雰囲気、気分がリアルなのだ。 日本のSEALDsがそうだったように。 Jazz を「こんなやり方もあるんだ」として方法論の一つととらえる認識。 色を塗り替える作業は着々となされてきたようだ。 毎日たんたんと過ごしてきた自分の時間の流れの横で、異物感と発見、挫折、幻滅、怒りなどの激しい刺激により形作られた「若者の時間」が逆巻いていたことに気づいた。 では大人の振る舞いとはなにか。 評価、判断は保留

スタイル洋裁店訪問記

〜 以前から気になっていた「スタイル洋裁店」に、ついに服の仕立て直しのために訪れた。 ホームページもなく電話番号しかわからないので、まずTELをしたところ、おばあさんがでた。思ったとおりだ!用件を伝えてから小一時間して店を訪れると一人のおばあさんが近くのうどん屋さんの従業員の娘さんたちと立ち話をしている。 そちらの方へ進んでいくと、こちらの姿を見て、さっと奥へ引っ込んだおばあさん。 「この人だな、電話口に出たのは」と思いながら入り口のサッシを開けて、中に声をかけると何やらもぞもぞと人の気配がしたがなかなか出てきてくれない。「困ったな」と思っているとなんと一匹のかわいい「わんちゃん」が愛想よく顔をみせてくれ、次におじいさんが出てきて、こちらの顔を見るや大声で奥さん(例のおばあさん)の名前を呼び始めた。。。〜 こんな風にして「スタイル洋裁店」さんとの出会いは始まりました。結果から言うと とても幸せな気持ちになりました。40年前から続く店の中で作業台の椅子に座らせてもらったり、てきぱきと採寸をするおばあさんとお話をしていると、今が21世紀だということを忘れます。自分の時間がまだ終わっていないことを実感できるしあわせ。 やっぱりここに来て良かったな、と思える今日でした。 ちなみに「スタイル洋裁店」さんはとても忙しそうです。なぜなら、個人のお客さんの他、近隣の古着屋さんの商品の仕立て直しも多く請け負っているからです。 古いものに「よきもの」を感じる若者たちと、顔も名前も知らずに「仕立て直し」という業(わざ)で繋がっているおばあさん。作る者と買う者、お互いが幸せになるような仕事を続けている

犬も歩けば..... ふくや珈琲店

あじさいが咲き出したな... と思いながらいつもの道を歩いていたとき、見慣れない看板に気づいた。「なんだ?」という思いでしばし凝視。。よく見ると「ふくや珈琲店」と書いてある。 そして場所を示す矢印も。そこでそっちのほうを見てみるとなにやら古いものを置いてある倉庫のような建物が。。 また出会ってしまった。歩くと出会うジンクス。 さまざまな人の時間の流れを味あわせてもらっている今日この頃です。

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